退院

昨夜は4時間も眠れなかった。おかげで早朝、腫瘍内科医の登場に安心する。「何にも無かったから。安心して帰っていいよ。」でも、身体を折りたたむと痛むんです。お腹が押されて痛むんです。

そこ、お腹じゃなくて股関節じゃない? 股関節の軟骨、擦り減ってない?」

そんなーーーーーーーーーϵ( ‘Θ’ )϶

落ち着いたら整形外科に回してもらおうかな。で、夫に迎えに来てもらって無事に退院。今回は入院しての検査だけに痛い出費だった。本当に申し訳ない気持ち。しかし喜ぶ夫とウォーキングでドーナツ屋さんへ。とりあえず、大腸は元気だ。

昨夜のご飯

検査入院

昨夜の甘い下剤の余韻が残る朝、水だけを飲み、大学病院へ。入院手続きは診察券で通過。部屋は腫瘍血液内科病棟。5年振りの入院は、やっぱり闇に落ちる。窓の外は東京タワーがそびえ立ち、気に入らない。お腹が空くけれど、2リットルの下剤を飲みつつ、大腸をキレイにしていく。排便はすでに透明な水しか出てこない。まだかなぁ、呼ばれないかなぁ? だんだんイラつくし不安がつのる。もし悪い病気が潜んでたら? そんな事ばかり頭に浮かぶ。15時半、ようやく内視鏡部に呼ばれた。怖すぎて怖すぎて、血圧130まで上がる。ヤバい、深呼吸しなくちゃ。鎮静剤が入ると医師の言葉がえ?って聞き逃す。「ねぇ、ほんとに血便出た? 痔って言われない?」とか。何を言ってるんだか。出血したんだってば、5年間も。

「すっごくキレイな大腸だったよ」

え。朦朧としながら、え? 私は生検もなく夕飯を食べられることに浮かれた。

通院

いつも通りに大学病院の血液腫瘍内科へ。ちょっと今回は担当医に隠していたことを告げることにした。血液検査も無事に終わり、呼ばれた私はひと言、あのね、怒らないで。と言いながら、日付が並んだ一枚のメモを取り出す。「この5年間、2018年の回盲部瘻孔切除の手術以後、1年に一度の割合で血便が出ていました。」え?と医師は凝視する。「今すぐ、造影剤有りCTを撮って」と言われ、放射線部へ。5年振りだけに、気持ち悪い。手の指先まで造影剤が行き渡る。検査結果は特急扱いなのか、すぐ出た。

血便のこと、正直に話してくれてありがとう」と医師は言った。私こそ、ごめんなさい。大腸内視鏡検査をしたくないばかりに隠していたの。

「でも、大腸内視鏡検査をやろうよ」そう言われて、入院をすることになった。もう十分、トラウマが蘇る。

沖縄まぐろ

那覇空港の中にある回転寿司屋さん。むかし、那覇から東京に帰る前に夫が私をよく連れてってくれたお寿司やさん「琉球回転寿司海來」へ寄る。沖縄へ来たら、まぐろを食べないと!とテレビで観たせいか、食べてみる。あぁ、まぐろはマグロだよ。美味しいに決まってる。

あっという間に夏休みが終わっちゃうねぇ、寂しいけれど。また行けるかなぁ。私が健康で、元気で、笑ってないと行けないね。

フクギ並木が?

海での戯れは午前中で終えて、お腹が空くので、久しぶりにドライブへ。北へ北へ、美ら海水族館へ。うーーーーーわ、昔と違って混んでいる。もう混みすぎて、生存本能が働き、逃走。ランチは、昔、行ったことがある本部町備瀬の沖縄そばやさん「フクギ屋」さんへ。昔と違って、猫が居なかったし、外国人観光客の多いこと。猛ダッシュで食べ切って帰る。美味しいのだけど、緊張感から味を楽しめず。仕方あるまい、このご時世。フクギ並木はいつのまにか、派手さが増えて、軽井沢みたいな? たぶん、もう静かな世界観はない。

やちむん

まだ梅雨明けしていないので、海に入っていても、いきなりのスコールが降って、海と冷たい風が身体に刺さる。寒いし、雨が当たって、海中を覗き込んでも楽しくない。「上がって、お風呂に入って温まりましょう」という夫の言葉に促され、部屋へ戻り、熱めのお湯に浸かる。短い時間でも海に入れたのだ。私は、海に受け入れてもらう瞬間が最高に嬉しい。海から生まれた生物だから? ここが魚座の気持ちなんだろうか。

せっかくだから、憧れの沖縄の陶器、やちむんを買いたくなった。もう何年も前から、夫婦で使うお皿やご飯茶碗がしっくり来なかったので、ちゃんと探して買いたかったのだ。読谷村陶眞窯さんへ。コロナ禍でもある故、お客さんは誰もいなくて、静寂と熱った空気の中、私は眼を凝らす。そう、もうこれは一目惚れで良い。手にとった重みと私の手に収まる大きさ。完璧です。買います、買います。割れないように大事に大事に東京へ持って帰ります。もうこれだけでテンションが上がって、やっぱり恒例のミスドへ。沖縄へ来てもミスドを食べたくなるなんて。

沖縄入り

毎年恒例の夏休みは、沖縄へ。いつも通りに、本当に何も変えずに、レンタカー借りて、ホテルモントレ沖縄スパ&リゾートに泊まる。途中、沖縄にしかないケーキ屋さん?Jimmy嘉手納へ寄り、異国を思わせる商品たちに驚き。スーパーサンエーで水を買い、お夕飯を買う。あ、目的であるウムクジ天ぷらを見つけ、ヒャッホー状態。今回で15回目の沖縄旅行。でも、あんまり観光とかしなくて、本当に海に入りたいだけ。

通院

3ヶ月ごとの通院。今日は当日オーダーでCT検査も。血液検査は、若手臨床検査技師がやる気を出し、私の血管に刺すが、出ない、血が。まぁ、細い血管の私なんだから、どうしようもない。時々、この血液腫瘍内科という外来待合室が、とんでもない方向へ重力で傾いている気がする。そんな重苦しさから逃れたくて私は、不安を口にする。中性脂肪の値は下がりつつあるのに、まだ正常値の枠へ滑り込めない。どうしよう。「いつにも増して心配性になってる」と担当医に言われる。そうかな、色々考えると何もかもが無意味だったら、どうしようとか思わないかな。無意味の意味もまだ知らないのに。帰り道、小雨が降る東京タワーを撮り、細い身体に見えて切ない。

通院

いつものように、3ヶ月に一度の大学病院への通院。血液検査は100人待ちなのに、凄い速さで順番が周っている。担当医に呼ばれるまでDLしておいたドラマを観る。さらに暇だから練習中のカッチーニのアヴェマリアをYouTubeで聴く。でもいきなりの次に呼ぶ番号が掲示され、忙しなく診察室に駆け込む。特に変わった数値はなく、中性脂肪も普遍的。

毎回、思うけれど、病院は遠い方がいい。心が病院と近いと、結び目が硬すぎて緩まなくなる。海に放り出され、ギシギシと軋む船底のように私は緊張している。そんな時は、さっさと病院から離れ、夫と散歩へ行く。お気に入りの佃煮を買って、ツクシを見つけて春を感じるのだ。

人間ドックの指摘

去年9月末に受けた人間ドック。歳をとれば多少なりとも、何処となく正常値から外れるものも出てくる。今回は乳腺の傷痕に、イエローカード発出。大学病院の乳腺外科を卒業して丸一年経過。「戻って来ましたぁ」で、ふたたび診てもらい超音波検査をオーダーしてもらう。結果、術痕が映っていた箇所が“術後変化”という診断。11年も経てば、それなりに術痕は変化するのかな。

A&W

ハンバーガーを滅多に食べない私だが、沖縄では違う。大好きなA&Wには行くのだ。だって、美味しいんだもの。イーアス沖縄A&Wへ行き、テイクアウト。そこからちゅらSUNビーチで食べる。

沖縄では自由でいい。美味しいものは食べちゃう。もちろん炭酸水ルートビアも飲みます! 普段は甘い飲み物を避けているけれど、今日は特別。暑いけれど夫と笑いながらハンバーガーを頬張る。ビーチの潮風が心地良くて、美味しさが溢れてる。ずっとこうしていたいけれど、現実に戻らねば。コロナ禍を乗り切る為のリフレッシュ休暇だ。また海へ行くために元気に過ごそう。

那覇空港のテレビは高校野球沖縄県大会決勝戦(興南vs沖縄尚学)を映し出す。どちらも強豪校である。響き渡る高校野球の音が、若さの象徴のようで心地良い。さてと、帰ろう、東京に。

投稿者: Mayu カテゴリー: Travel

海、海、海、もずく天ぷら

歳のせいか、朝早くに目が覚める。私の場合、4時とか5時に。歳かなぁ? 睡眠時間が少ないのは良くないのだけれど、が変わると難しい。それでも、ホテルの朝食を食べたら、海へ突き進むのだ。今日も明日も、やっぱり海!で可愛いお魚さんと遭遇。タイガービーチは、お魚が泳いでる。他のビーチに行ったことがあるけれど、お魚が泳ぐビーチは少ない。

まだ、ビーチには軽石が流れ着くようで、灰色の海岸線になってる。軽石を触ってみたけれど、本当に軽い。海は遠くから繋がっているのだ。

投稿者: Mayu カテゴリー: Travel

夏休み

夏休みは絶対に夫と沖縄へ行くのだと決めていた。だからコロナ禍でも感染が落ち着いていた6月に決めた! そう、今日からの沖縄滞在。いつもと同じ、ホテルモントレ沖縄 スパ&リゾートに。外食はしないと決めて、ひたすらホテルの朝食と近所のスーパーで食事を調達する! 

沖縄のスーパーには私の知らないお惣菜がたくさんあって、意外とワクワクするのだ。脂っこいモノも、海ぶどうも。明日には海で遊ぶ

投稿者: Mayu カテゴリー: Travel

通院

暑さに負けそうな気がするけれど、いつもの大学病院へ。月曜日は、いつだって血液検査室が混んでいる。腫瘍内科も混んでいる。「お腹壊すと、鼠蹊部のリンパ節が痛いの」と言ってみるも特に異常もなく。ただ、怠いだけの私。

3か月分の薬と、3か月後の予約を入れて、また今度\\\\٩( ‘ω’ )و ////

Mr.Children 30th Anniversary Tour 半世紀へのエントランス

コロナ禍に入り、コンサートや舞台も遠ざかっていた数年。ようやく、コンサートへ行こう!と勇気を出す。夫が買ってくれたMr.Children30周年記念コンサートだ。運試し、のようにチケットを購入。座席はアリーナではないけれど東京ドームで、一階席から見下ろす感じ。舞台は有りとあらゆる装置によってカラフルな世界が拡がる。そう、夢の中のような映像美。その中で、歌われる歌詞の言葉が幾度となく突き刺さり逃げ場を失う。解っている。コロナ禍以上に戦禍の異国を思うと耐えられない世界の中にいるんだ。常に、どうして! どうして?と答えの出ない人間の所業に震える。

私の軸、そこは鉛筆の芯のように真っ直ぐと突き進むしかない。以前とは違うコンサート。黙って、ひたすら拍手に力を注ぐ。一体感は得られないかもしれない。それでも、壮大な拍手の嵐は心が躍る。絶望感と隙間の希望が入り乱れながらも、今の日本で生きていられる幸せを噛み締める。私は、何も出来ないけれど、存在する。

投稿者: Mayu カテゴリー: Concert

通院&結婚記念日

3ヶ月ぶりの大学病院は、やっぱり混んでいて採血と当日CTがあって、あたふたする。それが終われば医師の診察まで時間があるから、のんびりと。思ったら、たった30分で呼ばれる。10時半の予約なのに、9時半に呼ばれ。びっくり。

Covid19ワクチン3回目の影響もなくリンパ節の腫れもなく。無事に終了。「早く来てたでしょう?だから呼んじゃった」という医師の心遣いに感謝して帰る。今日は結婚記念日、28周年記念日なのだ。ケーキを捜すので新橋。チューリップは夫が買ってくれた。私にはこれが大事なのだ。ただ、夫と過ごす時間と穏やかに生きる時間のために。

TDL

毎年恒例だったはずのディズニーリゾートの健保大会は2020年はコロナ禍により開催されず。ようやく2021年12月〜2022年3月開催!となる。ダラダラと考えながら、人混みへ遊びに行くのを躊躇っていた。今月末でせっかくのチケットが無効となってしまうのは切ない。3回目のワクチン接種が私の背中を押した。行こう!ディズニーランドへ。

空がとても青くて蒼くて、一本の飛行機雲が伸びた。平和な世界がどれほど幸せかを噛みしめる。夫の手を探しながら追いかけ、私は生きてる。大袈裟でもなくて現実に、こうして生きるのが一番しあわせ。「欲しいものを」といつも言われるけれど、私が欲しいのは、たぶんこんな時間だ。

投稿者: Mayu カテゴリー: Travel

covid-19 ワクチン3回目

昨日、夫の勤務先の職域接種に参加させてもらい、3回目ワクチン接種(モデルナ)完了。24時間経過したが、筋肉痛と脇のリンパ節が痛い。頭痛と37.5〜37度という微熱。怠い。これじゃぁ、あんまり動けない。夫は何も無かったかのように在宅勤務をしている。うぅーん、こういうものと思えば乗り切れる気がする。

帰り道、碧い空を眺めながら地下鉄の駅へ急いで歩く。同じ空の下で“戦争”だって。ウクライナを攻める戦争だって。21世紀に、まだ戦争をする? 

投稿者: Mayu カテゴリー: Life

通院

今年初めての月曜日。大学病院の採血室は大混雑。でも大学病院の臨床検査技師さんは、速い。どんどん採血をこなしていくものだから100人待ちでも、あっという間に。

血液腫瘍内科も順調に予約時間に呼ばれる。3ヶ月に一度しか行かないから担当医が顔色を変えずに聞いてくる。「体重は?」と。ええ、太りましたぁ! 「それが筋肉に変わることを願っています」って😂更年期の体重増は許されないもんかねぇ。Covid19の入院患者さんは再び増加傾向らしく、「メンタルがねぇ」と担当医はボソっと言う。ワタシもメンタルが、堕ちそうだもの。何とか上げなくちゃね。もうちょっと頑張ろう、感染から逃れるために。

「糸(2020)」

夫と日比谷公園をぐるぐるぐるぐる巡り。紅葉や銀杏の木を眺めながら秋の終わりを感じる。冷たい風がアルコール消毒の手荒れには痛い。もう冬がそこに来ている。

今日の映画鑑賞はAmazon prime Videoで邦画「」。菅田将暉&小松菜奈夫妻が結婚前に共演した作品のひとつ。物語は平成元年生まれの13歳で出会う初恋から始まる。多感な年齢と、危うい家庭環境の下、2人の恋は大人の勝手で儚く散る。子どもが子どもを守ろうとする不安定さが、いつしか過去となり深い傷痕となる。大人になった時、あの時を思っても取り戻せない。だが、大人になり、どうしたいのかさえ見えないのが若さの特権だ。いつからでも遅くはない。そして、運命の人と繋がってるわけじゃない。繋がりたい人と自然に繋がろうとしている気がする。何処かで出逢い、絡み合う人間関係こそなんだろう。